中華商標協会と中国統計情報サービスセンター(国家統計局世論民意調査センター)はこのほど共同で「2016年に消費者が好んだ携帯電話の10大中国独自ブランド」を発表した。それによると、トップ3には華為、小米、OPPOが並び、4位以下にはvivo、魅族、楽視、聯想(レノボ)、中興、金立、錘子が入った。この結果と市場での業績とは多少のずれはあるものの全体としてはほぼ一致しており、ブランド効果が消費者に対して発揮する「価値」がますます高まっていることがうかがえる。「経済日報」が伝えた。
同センターの江青・執行責任者は、「今回の調査結果は当センターのビッグデータモニタリングプラットフォームで収集したネットワークデータ1億3千件の分析に基づいて導き出されたもので、携帯電話のサイト、掲示板、微信(WeChat)、微博(ウェイボー)、ECプラットフォームなどのデータをすべて網羅し、100以上の携帯独自ブランドをカバーしている。最終的に、ブランドの知名度、消費者の相互連動状況、品質の認知度、企業の評判、製品の評価、ブランドの健全性の6つの指数に基づき、消費者が最も好んだ10大国産ブランドを選出した」と説明する。
結果をみると、華為と小米がトップグループで、優位性が目立った。OPPO、vivo、魅族、楽視、聯想が第2グループで、人気にそれほど差はなかった。中興、金立、錘子が第3グループ。
国産携帯のトップブランド華為は、ブランドの知名度で7.33ポイントを獲得し、小米は2位で6.86ポイントだった。他のブランドはこの2ブランドとの開きが非常に大きく、3位のvivoでさえ4.18ポイントにとどまり、10位の錘子はわずか1.53ポイントだった。消費者からみれば、華為と小米こそ名実ともに大手ブランドだということだ。
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