米国の小売大手ウォルマートのEC部門責任者のマーク・ロア氏は23日、「ウォルマートはインターネット大手のグーグルと提携して音声ショッピングサービスを打ち出す。今年9月下旬にサービスを開始し、消費者はグーグルの音声認識プラットフォーム上で音声によりウォルマートの商品を注文できるようになる」と発表した。新華社が伝えた。
このサービスの主な機能はユーザーが再注文をしやすいようにしたことだ。ウォルマートはグーグルの音声認識プラットフォーム「グーグルアシスタント」と提携して、データを共有し、消費者の過去の買い物習慣を分析し、それぞれの消費の特徴に最も合致した商品をおすすめするという。
現在、音声による注文がネットショッピングに占める割合は小さいが、猛烈な勢いで伸びている。米国の音声認識デバイス市場では、EC大手アマゾンが圧倒的なシェアを占める。アナリストによると、「ウォルマートが今回グーグルと提携して音声ショッピングサービスを打ち出したのは、大手両社が組んでアマゾンに挑戦するための重要な戦略だ」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年8月25日
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