コスタリカ公共教育部で同プロジェクトを担当しているウェンディ・ヒメネスさんによると、「同プロジェクトは、コスタリカの貧しい家庭の学生らに、学習の機会を提供し、生活を変えることができるようサポートしている。そして、在コスタリカ中国大使館と中国・コスタリカ文化教育センターのサポートの下、コスタリカは同プロジェクトを立ち上げ、学生300人以上が短期間で中国語をマスターし、世界でも通用する中国語の資格証書を取得できるようにしている」。
中国語を勉強することで、コスタリカの学生は、世界に羽ばたく機会も得ている。今年コスタリカで開催された中高生中国語スピーチコンテスト「漢語橋(Chinese Bridge)」で、初参加の公立学校の学生のブリタニー・マドリガーレさんとヒメナ・マリンさんは素晴らしいスピーチを披露し、中国で開催される同コンテストの決勝に参加することになった。
ヒメナさんは、「中国語を勉強することでいい大学に行けるかもしれないし、努力すれば、奨学金をもらうこともできるかもしれない。そして、努力を続ければ、中国以外の国に行ってみる機会もできるかもしれない」と希望を膨らませている。
16歳のブリタニーさんも、「2年以内に高校を卒業できれば、中国に行って半年勉強することができる。中国にも友達がいて、発音を教えてくれる。中国で仕事をする機会があれば、私は喜んで行く。私の夢は、中国に行って生活すること」と、目を輝かせながら夢を語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年9月6日
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