7日に閉幕した「第6回北京グローバル友好空港総裁フォーラム」において、北京は「ダブル・ハブ空港」という空港配置の構築をさらに進める方針であることが明らかになった。完成後の新空港は雄安新区と繋がり、首都空港の国際ハブ空港機能以外の機能が分散される見通し。新華社が報じた。
首都空港集団公司の劉雪松・総経理は、次の通り説明している。
「現在、北京新空港の建設計画は順調に進んでおり、土地収用・撤去立ち退き関連業務はすでに終了し、ターミナルビル主体工事では建物最上部の封じ込め作業および各通路の主体工事もすべて完成した。建設プロジェクトへの投資額は累計308億元(約5150億円)に達し、これは投資総額の39%を占めている」。
「新空港オープン後、雄安新区との連結が強化され、現代化立体式総合旅客運送中枢が完成し、地域交通中枢の発展が実現する」。
「首都空港と北京新空港は、それぞれ異なる重点目標を持っている。首都空港は、『さらなる質の向上』に重点を置き、国際ハブ空港機能以外の機能を分散させ、国際線ネットワークの対象範囲を拡大し、核心となる保障機能を改善させ、臨空産業配置の合理化を図る。一方、北京新空港は、オープン当初は「量の引き上げ」に重点を置き、首都空港から北京新空港にシフトする過渡期にあるフライトの運航を推進し、雄安新区建設事業に深く参与する」。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年9月11日
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