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故宮暢音閣開館 「清朝宮廷大劇場」が百年後に再び開演

【中日対訳】

人民網日本語版 2017年09月22日14:21

故宮博物院戯曲館は20日から暢音閣を「開館」し、戯曲(中国古典劇)関連の展示を行なうとともに、宮廷戯曲の再現を進めている。かつて乾隆帝が建てた「清朝宮廷の大舞台」が百年の時を経て、全く新たな装いで観衆の前に姿を現わした。閲是楼内には、西太后が観劇した際の龍椅の複製もあり、観衆はそこに座ることができる。北京晩報が伝えた。

暢音閣戯曲館は乾隆帝が自らの老後のために建てた太上皇宮内にある。このうち暢音閣が舞台、扮戯楼が楽屋、閲是楼が観客席で、清朝宮廷の「大劇場」を構成している。暢音閣は乾隆帝期に建設され、現在まで残る唯一の三層の大舞台だ。

新たにオープンした戯曲館は改装を経て、宮廷戯曲の独特性を強調し、暢音閣建築の「大劇場」としての特色を示している。故宮博物院の担当者によると、「宮廷戯劇館は展示された文化財の数を強調するのではなく、観衆の視線を舞台上へと導き、役者の衣装や宮廷様式の関連複製品を通して、通常展示されるだけの文化財に動きを与えている。また、地下室を通じて暢音閣の舞台の独特性を強調し、公演で様々な仕掛けを用いる中で、宮廷の動的な再現展示を実現している」という。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年9月22日

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