今年4月に米国で有名になった中国の天才少女ピアニストの陳安可ちゃん。彼女は米NBCの「リトル・ビッグ・ショッツ(Little Big Shots)」に出演し、会場全体が度肝を抜くような見事なピアノの演奏を披露した。安可ちゃんは演奏中、曲のテンポと共に軽やかな指の動きを見せただけでなく、気分が乗ってくると、観客に対して笑顔を振りまき、その楽しさあふれる様子が観客一人ひとりに伝わり、話題となった。中国青年網が伝えた。
もちろん、人々が魅了されたのは安可ちゃんのすばらしい演奏技術だけでなく、その元気で可愛らしく、茶目っ気ある性格だ。同番組の司会者や通訳も安可ちゃんのペースを止めることはできず、何度も彼女に振り回された。この天才少女は最近、オーストラリアでも人気になっているという。
オーストラリアの番組に出演した陳ちゃんは最初、司会者の質問に真面目に答えていた。
司会者:「何歳からピアノを始めたの?」
安可ちゃん:「4歳」
司会者:「1日どれくらいピアノの練習をする?」
安可ちゃん:「4時間」
しかし、その後、安可ちゃんの興味はとんでもない方向へと移っていった。安可ちゃんは最初から司会者の顔立ちをじっくり観察していたようで、鼻やヒゲ、目などをからかい出したのだ。
そんな元気で快活な安可ちゃんだが、ピアノ演奏となると、真面目な顔つきとなり、指が滑らかに動き、肉眼では捉えられないほどのそのスピードに司会者や観客たちは驚きを隠せなかった。ネットユーザーたちも安可ちゃんのピアノ演奏のレベルの高さに感服している。ネットユーザーたちは、「なによりもまず6歳の少女があれだけの集中力と自制心を持っているのは本当にすごい!」、「彼女の目はピアノへの愛で光り輝いている」、「自由奔放に話すスタイルがとても可愛らしく、6歳児らしい無邪気さが垣間見られた」などのコメントを寄せている。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年9月28日
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