中露合同軍事演習「海上連合―2017」の第2段階演習は25日、ロシア・ウラジオストクで首尾良く完了した。今年の演習は過去5年間の経験の総括を踏まえて、複数の「初」を実現し、両国・両軍の戦略的相互信頼が新たな高みに達したことを示した。閉幕式前に、中国側執行監督の胡中明海軍副参謀長は次のように総括した。中国新聞社が伝えた。
「海上連合―2017」演習は過去5年間の経験の総括を踏まえて、「毎年目玉があり、毎回向上がある」を実現した。初めて二段階同時計画、効率的準備、外地実施を実現し、初めて水上艦、対潜哨戒機、艦載ヘリの協同対潜行動を実現し、初めて中国側の開発した中露海上合同演習専用指揮情報システムの全システム及び全要素の配備と検証を実現し、初めて潜水艦救難連携演習を完成した。こうした高難度、高リスクの演習を中国海軍が外国海軍と共同で完成したのも初めてだった。
これは中露合同演習の実戦化、情報化、規範化の程度が一層高まったことを十分に示すものであり、両国・両軍の戦略的相互信頼が新たな高みに達したことを示している。
中国側は中露海上合同演習の一層の拡大と深化について、演習内容の設定において引き続き実戦化を際立たせ、協力・交流分野を一層拡大し、一段と高い難度と実戦水準の演習を組織すること、演習の指揮・後方支援において引き続き情報化を目標に、専用指揮情報システムの改善を続けること、演習の組織・計画において引き続き規範化を目標に、戦術動作と協同組織を規範化する考えを示した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月28日
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