北京汽車集団はこのほど百度と戦略的協力枠組み合意に調印し、自動車のスマート化分野でグループレベルの戦略的協力を進めることになった。「北京日報」が伝えた。
双方が明らかにしたところによると、自動運転の分野では百度のApolloオープンプラットフォームと北京汽車の車両プラットフォームを基礎に、百度がもつ人工知能(AI)のコア技術を利用して、2019年前後にレベル3(一定条件下での自動運転を実現するレベル)の自動運転車の大量生産を実現し、21年前後にはレベル4(運転手の操作が不要なレベル)の自動運転車の大量生産を実現するとしている。自動車のインターネット(IoV)の分野では、Apolloの車両情報のセキュリティ、画像解析などの商品・技術と北京汽車の車載システムを融合させ、ワンストップ式のIoV商品を共同開発するという。
計画では、18年末から北京汽車の独自ブランド車に百度ApolloのIoV製品を全面搭載し、19年にはこのような車両が100万台を超える見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年10月17日
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