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英国、カリキュラムに中国語導入 2020年の学習者40万人が目標

人民網日本語版 2017年10月25日15:54

英フィナンシャル・タイムズ紙中国語版サイトにこのほど掲載された文章によると、中国語を学ぶことは、「IQが高いビジネスマン」層から、賢い投資の選択肢であると見なされている。今や中国語教育は、英国の初・中等教育において、主要内容の一つとなっており、中国語の授業を開設する学校は増える一方だ。英国は、すでに国民の教育カリキュラムに中国語を組み入れており、孔子学院や孔子課堂(大学以下のレベルの教育機関で設置された施設)の数が欧州で最も多い国の一つとなった。英国政府は、2020年までに中国語学習者の数を40万人にまで引き上げるという目標を打ち出している。ますます多くの英国人が、「中国語を学ぶことは、もはや興味や関心の枠にとどまらず、重要なスキルを1つ増やすことになり、さらには学習者自身の競争力を高める作用がある」と認識している。人民日報が伝えた。

駐英中国大使館教育処の統計データによると、現時点で、英国には孔子学院29校と孔子課堂148校が創立されており、累計16万人あまりが学生として登録している。スコットランド地区では、400校の学校が中国語の授業を行っており、うち小学校86校と中・高等学校37校は、中国語を正式に第二外国語として位置付けており、中国語を選択する学生の数は、ゲール語(スコットランドの現地語)やイタリア語を選択する学生をすでに上回っている。

中国語を学ぶ英国の学生は、数年前からだんだんと増えてきており、その数は右肩上がりに増え続けている。漢語水平考試(HSK)を受験する英国人学生の数も過去最高を更新し続けている。今年7月の時点で、HSKを受けた英国人学生は6237人に上り、2011年比で約5倍増加した。多くの学生にとって、中国語レベルの認定証書を取得していることは、就職活動の際に大きなアドバンテージになるという。

中国語学習ブームが生まれ、持続している現象は、中国の急成長と切っても切り離せない。同時に、中英両国間の文化・経済協力の発展の足並みとも一致している。中国語の学習は、英国の学生にとって、豊かな中国文化を理解する上での重要ツールであるだけではなく、世界との意思疎通ルートを開拓するための重要な機会でもある。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年10月25日

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