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雄安新区は千年の大計 高い起点・基準で建設を

人民網日本語版 2017年10月23日15:59

河北省保定市雄安新区でドローンが撮影した雄県白洋淀風景区の埠頭の様子。(写真は人民視覚より)

19日、中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)の河北代表団の討論中に、雄安新区党業務委員会の陳剛書記(管理委員会の代表を兼任)は注目を集める同新区の建設状況について、「雄安は千年の大計、国の大事として、時の試練に耐え、戦略的な安定力を維持する必要があり、雄安新区を子々孫々まで残るような歴史的遺産となるように建設していかなければならない」と述べた。

今年4月1日、中国共産党中央委員会と国務院は国家級新区の雄安新区設立を決定した。新区建設の位置づけはどうか。第19回党大会がその答えを出し、北京の非首都機能を分散することを「重点ポイント」として北京・天津・河北の協同発展を推進し、高い起点に立って雄安新区を計画し、高い標準に従って雄安新区を建設するとした。

陳書記の説明によると、「この半年間に、河北省は企画の作業をスタートし、厳格な管理コントロール措置を採用した。そのやり方と理念は次のようなものだ。第1に世界的視野、国際基準、中国の特色、高い起点での位置づけを堅持する。第2にエコロジー優先、グリーン発展を堅持する。第3に国民が中心の発展構想を堅持する。第4に優れた中華伝統文化を保護し発揚し、歴史の流れを受け継ぐ方針を堅持することだ」という。

9月末に発表された「北京都市全体計画(2016~2035年)」は、北京の「1核両翼」の配置を明確にした。1核とは首都北京を指し、全国の政治の中心、文化の中心、国際交流の中心、科学技術革新の中心という4つの中心機能の構築を強化し、周辺地域に対する波及作用・牽引作用を発揮しなければならないとした。両翼とは雄安新区と都市副センターであり、北京の非首都機能分散の集中的引受先であり、この両翼の建設を通じて北京・天津・河北の協同発展を支えるとしている。

北京市の陳吉寧市長代行は第19回党大会北京代表団の討論会の中で、「雄安新区と都市副センターは『両翼がそろって飛ぶ』局面を必ず実現させる。両翼の間に競争関係はなく、相互に支援し、協力し、促進する関係にある。雄安新区への支援は北京市が責任をもって行うことであり、雄安新区が必要とする支援は何でも行う。北京市はすでに雄安新区と8分野での協力支援項目を明確にし、これには基礎教育と病院建設が含まれる」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年10月23日

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