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中国、ダブル11前にシェアケース投入 コストは1回当たりわずか0.025元

人民網日本語版 2017年10月27日17:54

中国国家郵政局の統計によると、昨年、中国の宅配取り扱い量は312億件を超えた。これは、国民一人当たり約23件の計算だ。2015年、中国では、段ボール99億2200万ケース、テープ169億8500万メートル、ビニール袋82億6800枚が消費された。うち、テープの長さは、赤道を425周する長さに匹敵する。また、段ボール1つが0.2キロとすると、宅配により400万トン以上のゴミが発生している計算になる。それらの数字は膨大で、資源の浪費になっているだけでなく、環境破壊にもつながっており、企業、ネット通販業者、消費者の支出負担も大きくなっている。法制日報が報じた。

その点を考慮して、近年、各方面が状況改善に向けて積極的な行動を見せているのも事実だ。ダブル11(11月11日のネット通販イベント)を目前に控え、ネット通販業者は、シェアケースやビニール袋の再利用、生分解性のビニール袋などを採用し、環境にやさしい物流を目指している。中でも、目玉となっているのが「シェアケース」だ。

「シェアケース」は、四角形のプラスチックケースで、顧客が荷物を受け取った後、宅配員がそれを折りたたんで倉庫に持ち帰るというように、何度も利用することができる。公式統計によると、シェアケースのコストは1個当たり25元(約425円)で、1週間に平均6回使用することができる。そして、1000回以上使うことができ、1回当たりのコストは0.025元(0.425円)となる。従来の段ボール箱と比べると、そのコストは数十分の1、場合によっては100分の1以上になる。また、シェアケースも常に改良が加えられ、スタンダードタイプと持ち運びに便利な折り畳みタイプのほか、新型材質を採用した、もっと便利で、環境にやさしく、耐久性が高いシェアケースの研究開発も進められている。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年10月26日

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