山西省朔州市の自動車学校が、「ロボット教官」12人を導入し、若者から好評を博している。新華社が伝えた。
ロボット教官を導入した朔州市中北自動車学校の楊蘭峰校長によると、ロボット教官となるのはコンピュータシステムとタブレットPC、アンテナだ。同システムは一部の一線都市で普及が始まっているが、中西部地区の自動車学校では珍しい。
生徒が乗車すると、ロボット教官がシートとバックミラーの調整、シートベルトの装着を促す。出発後、運転ルートを伝える。具体的な練習内容に対して、車載パネルで運転の流れを教え、ハンドルを切るタイミング、運転のキーポイントや難しい点などを伝える。楊校長は、「生徒は運転技術をほぼマスターした後は、ロボットの音声を切ることができる」と話す。
運転中の安全は、生徒が最も関心を寄せる話題だ。楊校長は、「ロボット教官には自動車自動ブレーキ技術という安全防護システムが導入されている。アクセルを間違って踏む、車がバックすることを防ぎ、さらに加速制限、電子柵、障害物の早期警戒などの防護機能を持つ。生徒の練習中の安全を完全に保障できる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年10月31日
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