「祝祭日が来るたびに体重が1.5キロは増える」という事態を、どうやったら避けることができるだろう?中国疾病予防コントロールセンター栄養・健康所など6つの専門機関がこのほど、信ぴょう性の高い提案を発表した。これによると、春節(旧正月、今年は2月16日)の「メインディッシュ」には、肉類が最も人気が高いが、メインディッシュを食べる時には、魚介類を第一選択肢とすべきだという。また、1日の飲酒量は、男性は25グラム、女性は15グラム以内にそれぞれ留めておく方が賢明だ。北京日報が報じた。
ビッグデータによると、現時点で人々の正月用品消費に占める食品消費の割合は第2位となっている。このうち、おやつ・ナッツの消費量が最も多く、食品消費全体の47.25%に上っている。これは、現代人は、食品類の正月用品を購入する際に、各種ナッツをはじめとするおやつに購入額の約半分を費やしている実態を示している。専門家は、「ナッツは、高カロリーの食品であるため、食べ過ぎにはくれぐれも注意しなければならない。1日あたり10グラム(ナッツの殻を含まない)にとどめておくべきだ」とアドバイスしている。
春節連休中の生鮮・調理済食品全体における生肉・肉加工品の販売量は、2015年春節期間は16.1%だったが、2017年同期は19.6%に上昇した。専門家は、「魚介類は、脂肪含有量は低いが不飽和脂肪酸の割合がやや高いため、メインディッシュを選ぶ際の第一選択肢にすると良い。その次は、やはり脂肪含有量が低い鶏肉。だが、成人が鶏肉・魚介類を摂取する量は、1人あたり50グラム前後までに抑えておく方が良い」としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年1月29日
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