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「一帯一路」参加国との貿易額が7.4兆元を突破

人民網日本語版 2018年01月26日15:15

写真は、河北省■(刑のへんにおおざと)台市広宗県にある企業の責任者が、タジキスタンのビジネスマンに自転車製品の説明をしているところ。

2017年には「一帯一路(the Belt and Road)」の建設が全面的実務協力という新たな段階に突入した。商務部(商務省)が25日に発表したデータをみると、「一帯一路」の経済貿易協力が著しい成果を上げ、昨年の中国と参加国との貿易額は7兆4千億元(1元は約17.3円)に達して、前年比17.8%増加した。

同部の高峰報道官は、「この増加率は全国の対外貿易増加率を3.6ポイント上回る。中国から参加国への輸出は4兆3千億元で同12.1%増加し、輸入は3兆1千億元で同26.8%増加した。投資については、2017年には中国企業から参加国への直接投資は144億ドル(1ドルは約109.4円)に上り、中国企業が参加国で新たに請け負ったプロジェクトの契約額は1443億ドルで同14.5%増加した」と述べた。

「一帯一路」イニシアティブが提起されて以来、各方面から意欲的な反応があり、多くの重大プロジェクトがスタートして、着実に推進されている。東アフリカ鉄道網の第一区間となるケニアのナイロビ-モンバサ間の鉄道新線が開業し、中国-ラオス鉄道の1本目のトンネルが全面開通し、中国-タイ鉄道の第一期建設プロジェクトが着工し、ハンガリー-セルビア鉄道、パキスタンのカラチ高速道路などのプロジェクトが順調に進んでいる。中国・ベラルーシ工業パーク、エジプトのスエズ経済貿易協力区などは、「一帯一路」の経済貿易協力における模範例だ。

自由貿易区の建設が新たなブレークスルーを達成した。中国はジョージア、モルジブとの間で自由貿易協定(FTA)をそれぞれ締結し、モルドバ、モーリシャスとはFTA交渉を正式にスタートし、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉の積極的な進展を後押ししている。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年1月26日 

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