中国の作業員がこのほど、わずか9時間で駅の改修工事を終わらせた。同工事はここ数年における中国で最もインパクトある工事の一つとなった。英オンライン新聞「インデペンデント」の報道を引用して参考消息網が報じた。
作業員1500人を投じてわずか9時間で駅の改修を終わらせたこの工事は福建省南部で行われた。作業員の仕事ぶりは整然と秩序だっており、週末に工事が始まった。
「インデペンデント」は、新華社の報道を引用して、「中国南方の竜岩市南竜駅の大工事に列車7両とパワーショベル23機が投入された」と伝えた。
施工を請け負った中鉄四局の責任者によると、作業員は7組のグループに分かれ、7つの工事が同時進行した。
高速鉄道・南竜鉄道線は現在改修中で、今年末に完成する予定だ。
同鉄道は全長246.55キロで、中国の南東地域と中部地域を結ぶ。設計時速は200キロ。
報道によると、同工事は近年の中国で最もインパクトあるインフラ工事の一つとなった。
2016年、中国南西部の貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州平塘県克度鎮で直径500メートルの世界最大の球面電波望遠鏡「FAST」が完成し、宇宙の深いところから来る無線電波の収集、新しい星や生命体の探索を開始した。
「FAST」は草木が茂るカルスト地形の窪地を利用して設置されている。
5年の歳月と巨額の資金を投じて造られた「FAST」は、それまで世界最大だったプエルトリコのアレシボ天文台の規模を大きく超え、宇宙の情報を収集できる。科学者は「FAST」を活用して天文研究も行っている。
報道によると、浙江省湖州市にはアジア最大の水力発電所・天荒坪水発電所が建設され、中国東部地域の電気供給において大きな役割を果たしている。その他、広州歌劇院の改修が行われ、2010年から使用開始となり、中国三大劇院の一つになった。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年1月29日
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