LCCジェットスターが気象条件を理由に1月24日夜の東京-上海便のフライトをキャンセルし、一部の中国人旅客が空港に足止めされる事態となり、トラブルが生じた。中国国家観光局はこの件に高い関心を寄せると共に、関連部門や在東京観光事務所と事実確認を進め、問題解決のため在日本中国大使館に協力を求めた。
在日本中国大使館など各当局が共同で努力した結果、空港に足止めされていた乗客は26日早朝には、上海に向かう他の便に搭乗して帰国の途に就いた。国家観光局は、今回の事件については今後もその展開を注意深く見守っていきたいとした。
また、国家観光局は、旅行の際にはくれぐれも航空会社を慎重に選ぶよう中国人旅客に向けて広く注意を喚起した。低コストの航空会社の場合、コストや輸送力、マンパワーなどに限りがあるため、あらかじめ免責事項が盛り込まれた契約を乗客と取り交わすことが往々にしてあり、乗客が随時搭乗便を変更することができなかったり、乗客に食事や宿泊が提供されないといった状況が生じやすい。そのため、中国人旅客に航空券を購入する際には、航空券に記載されている条項を細かくチェックするようアドバイスしている。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年1月29日
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