「iPhoneX」(アイフォーンテン)の出荷量が予想を下回ったことから、複数の投資機関が米アップル社の投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に引き下げた。「国際金融報」が伝えた。
JPモルガン・チェースがこのほど発表した研究報告書によれば、Xの今年第1四半期の受注量は前期比50%減少した。モルガン・スタンレーのアナリストもXの不調からアップルに悲観的な見方を示し、目標株価を205ドル(1ドルは約108.9円)から200ドルに引き下げた。今月25日のアップルの株価は1.79%下落して、171.11ドルになった。
アナリストは、「アップルの株価上昇を後押ししてきたiPhoneのサイクルが終わりに近づいている」との見方を示す。凱基証券の郭明池アナリストは、「iPhoneXは年内に生産を終了する予定で、アップルの歴史の中で『最も短命な主力機種』になるとみられる」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年1月29日
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