創価大学理事長の田代康則からの新年の挨拶

中国の皆様、あけましておめでとうございます。

「日中平和友好条約」40周年のよき年を迎え、新年のお慶びを申し上げます。

創価大学では開学以来、国際交流に力を入れ、これまで中国の北京大学、清華大学、復旦大学等をはじめ世界58カ国・地域194大学と学術交流協定を締結し、学生交流や学術交流を進めてまいりました。また、日中国交正常化直後の1975年4月には中国からの初めての国費留学生6名を本学で受け入れました。その留学生であった程永華駐日大使閣下や許金平中日友好協会副会長などの皆さんが現在、日中両国の友好関係に大きな役割を果たされていることは私たちの大きな誇りとなっています。そして、今でも中国から150名を超える多くの留学生が本学キャンパスで学んでおり、日中の青年が親しく友情を深めていることを大変に嬉しく頼もしく感じております。

本年は、本学創立者の池田大作先生がアジアと世界の平和のため日中友好は欠かすことができないとして「日中国交正常化提言」を発表されてから50周年の佳節にもあたります。

日中友好への新たな貢献を決意いたしますと共に、両国の友好と皆様のご健勝ご多幸を心からお祈りいたします。

創価大学理事長 田代康則