2017年9月、江蘇省無錫市人民病院の医師・呉小波さんは親戚を訪ねるために訪問していた米国から帰る途中の機内で、突然体調を崩した乗客に2度も遭遇し、迷うことなくすぐに手当てを行った。どんな時でも人命救助が一番という呉さんに、ネットユーザーからは、「三万フィートの上空で白衣を着ていなくても医師としての仕事を行った」との称賛の声が寄せられた。
2014年12月、広西壮(チワン)族自治区南寧からタイのバンコクに向かう旅客機で、タイ人の搭乗員が腹痛を訴えた。そこで、40年の医師の経験がある中国人の瞿焰さんがすぐに手当てをし、搭乗員の容態は安定した。中国とタイの国民が瞿さんの行動を称賛し、ネットユーザーらは親しみを込めて「中国の親切なおばさん」と呼んだ。瞿さんは、「素晴らしい中国人」、「中国の親切なおばさん」であると同時に、「中国の素晴らしい医師」だ。
2015年4月、張津生さんは南アフリカに向かう国際便で、外国人男性が苦しそうに倒れているのを発見。自分が患う病気と同じ症状が出ているのを見た張さんは、「心筋虚血」と判断し、自分が持っていた薬でその男性の手当てをした。その男性の妻が感謝の気持ちを表すために「2000ドル」と渡そうとしたところ、張さんは、「大それたことではない」と言って受け取らなかったという。
2016年9月、タイで仕事をしている各業界の中国人がボランティアとして、大きなビニール袋を持って、人気観光地・セントリックシーの砂浜でゴミ拾いを行った。タイの華字紙「世界日報」などの主流メディアはその活動を報道し、現地の人々から称賛の声が上がった。
2015年にオーストラリアで行われたW杯のアジア予選の試合終了後、中国人サポーターがスタジアムに残り、観客席のゴミ拾いを自発的に行った。しばらくすると、中国人サポーターが陣取っていた場所はきれいになり、世界に「中国人の民度」の高さを示した。
ちょっとした行動かもしれないが、その意味は大きい。彼らの行動が、中国の評判を上げている。無私の努力で他の人を助け、世界に勤勉で勇敢な中国人の姿を発信してくれている彼らに感謝し、称賛の言葉を送りたい!(編集KN)
「人民網日本語版」2018年2月8日
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