公益財団法人日本科学協会会長の大島美恵子、新春のご挨拶

公益財団法人日本科学協会会長の大島美恵子です。

日本科学協会は93年の歴史を持つ、日本で最も古い財団の一つです。

1924年に設立して以来、科学研究の奨励、科学研究成果の普及、科学教育の振興等に寄与してまいりました。

ここ20年日本と中国の両方でさまざまな事業を展開しております。日本国内においては、中国人の研究者や留学生に対する研究助成、日本の若者を対象とした中国に関する作文コンクール等の事業を実施しています。中国国内においては、69大学への図書寄贈、日本知識大会、作文コンクール等事業を実施しています。また、上記事業に係る日本招聘と中国訪問プログラムも実施しています。これらの事業は日中双方の努力により日中間の相互理解、教育・研究の振興、国際人材の育成に大きく貢献することができたと自負しております。

今年は日中平和友好条約締結40周年の節目の年です。日中関係の改善に向けて若者同士の交流には更に力を入れて、健全な日中関係の構築と日中未来の共創に寄与していきたいと考えております。

中国の春節にあたり、中国国民のご健康とご多幸、そして日中関係の発展をお祈りして新年のご挨拶とさせていただきます。

公益財団法人日本科学協会会長　大島美恵子