業界関係者は、中国の映画市場が爆発的に成長している理由について、中国経済が急速に発展してるほか、人口が多いこと、さらに、「映画産業促進法」が実施されていることなどを挙げている。昨年3月1日に実施が始まった「映画産業促進法」は、映画産業の発展を中国国民経済と社会発展の計画に盛り込み、中国映画の繁栄と発展は、法律的バックアップを得た形となった。
中国には映画館が9914館、スクリーンが5万3824枚あり、映画の年間興行収入は500億元(約8400億円)に達し、中国の映画市場は世界2位の規模になり、スクリーン総数は世界一となっている。中国国家新聞出版広播電影電視(ラジオ・映画・テレビ)総局の張宏森・副局長は、「中国の映画市場は2020年、世界一の規模になるだろう。中国は、ハリウッドに継ぐ新たな世界映画製作センターとなり、世界の映画資源が一層集まり、世界の映画文化の多様性に一層大きな貢献をするようになるだろう」と予想している。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年3月6日
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