拉薩(ラサ)河に新しく架けられた環城路・納金大橋(3月4日、ドローンによる撮影、撮影・普美多吉) |
西蔵(チベット)自治区交通運輸庁はこのほど、同自治区は今後3年間に、農村道路網の整備事業を本格的に展開することを明らかにした。「十三五(第13次五カ年計画:2016-2020年)」末までに、自治区内のあらゆる郷・鎮や建制村(省市級国家機関による承認を経て設置された村)および条件を備えた自然村(自然に形成された村)に道路を敷設することを目指す。新華社が伝えた。
2017年末の時点で、墨脱(メトク)県を除くチベット自治区全域の県城(県政府所在地)にはいずれも舗装道路が敷設されており、郷・鎮の道路敷設率は99.71%、建制村の道路敷設率は99.52%にそれぞれ達している。メトク県を除く全自治区内にはバスが運行しており、路線バスの運行率は、郷・鎮で70.6%、建制村で45.6%。農牧民は、沿道の多くの地域で、運送会社や民宿の経営を始め、「富裕への道」を歩んでいる。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年3月5日
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