中国人民銀行(中央銀行)がこのほど発表した2017年の決済システムの全体的運営状況によると、昨年は全国の決済システムが安定的に運営され、社会資本の取引規模が拡大を続け、決済業務量が緩やかな増加傾向を維持した。このうちモバイル決済の業務量は前年比46.06%増加し、金額は同28.8%増加した。「北京日報」が伝えた。
17年に銀行業を取り扱う金融機関が処理した電子決済業務は1525億8千万件に上り、金額は2419兆2千億元(1元は約16.8円)に達した。このうちオンライン決済業務は485億7800万件で同5.2%増加、取引件数は2075兆900億元で同0.47%減少した。モバイル決済業務は375億5200万件で同46.06%増加、金額は202兆9300億円で同28.8%増加した。同時に17年には非銀行決済機関が取り扱ったオンライン決済業務は2867億4700万件で同74.96%増加、金額は143兆2600億元で同44.32%増加した。
17年末現在、商業銀行248行と決済機関65社が網聯清算有限公司のプラットフォームに接続しており、プラットフォームは安定した運営が行われ、各決済機関は銀行口座に関わるネット決済業務の直通ルートから網聯プラットフォームへの切り替えを秩序をもって進めたという。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年3月6日
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