中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞紀念館が微博(ウェイボー)公式アカウントに掲載した情報によると、南京大虐殺の生存者だった顧秀蘭さん、馬淑勤さんの2人が3月26日に亡くなった。中国新聞網が報じた。
1924年11月10日生まれの顧さんは26日午後8時15分に死去した。95歳だった。顧さんは、37年12月に旧日本軍が南京に進軍する前に、父親によって金陵女子大学難民収容所に送られ、翌年2月まで避難していたため、幸いにも大虐殺に巻き込まれことはなかった。
27年7月12日生まれの馬さんは26日午後11時50分に死去した。91歳だった。馬さんは、旧日本軍が南京で行った虐殺行為を自分の目で見た証人だった。旧日本軍が南京に進軍する前、馬さんの姉3人は漢口に避難していたものの、両親と馬さんと他の姉2人、妹は南京に残り、逃げ遅れた形となった。旧日本軍が南京を爆撃した際、安全なエリアだった管家橋付近に避難し、移り住んでいた。作男の二栓子は、旧日本軍の兵士に連れ去られ、行方が分からなくなった。いとこの男性も妻を守ろうとして、旧日本軍の兵士に銃殺された。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年3月28日
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