中国の旅行サイト・馬蜂窩旅游網がこのほど発表した清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月5日)に合わせて3連休となる4月5-7日の観光動向報告によると、中国の二線都市で旅行に出かける人が増えており、杭州、成都のその数が初めて北京、上海を上回り、3位、4位に入った。北京日報が報じた。
3連休中、人気の海外旅行先は日本、タイ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、トルコ、モロッコ、スリランカ、オーストラリア、ニュージーランドであるのに対して、人気の国内旅行先は北京、成都、上海、重慶、西安、三亜、厦門(アモイ)、広州、杭州、武漢だ。昨年と比べると、国内の人気旅行先には、北京、成都、上海など、短期旅行で人気の定番都市のほか、春節(旧正月、今年は2月16日)期間中にホテルの予約が取れにくくなるほど人気となった三亜も入った。
二線都市では3連休中に旅行に出かける人の数が大幅に増加し、杭州・成都が初めて上海・北京を抜いて、3位、4位に入った。馬蜂窩旅游研究センターの責任者・馮饒さんによると、中国国内の二、三線都市の観光市場はその巨大なポテンシャルを発揮し始めており、多くの観光地がすでに照準をそこへ絞っており、今後は、さらに多くのサプライヤーや観光業従事者がそこへ戦場を移し、その市場発掘に取り組むだろうと予想している。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年3月26日
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