2017年12月18日  
 

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「涙を誘うイラスト」で話題に 作者「南京大虐殺の歴史を全ての人の心に」

人民網日本語版 2017年12月18日14:29

南京大虐殺犠牲者国家追悼日である12月13日、微博(ウェイボー)や微信(WeChat)のソーシャル機能「モーメンツ」上にアップされた1枚のイラストに、多くの人が関心を寄せた。このイラストに登場するのは、1937年当時の少女と2017年の少女で、2人は互いに腕を伸ばして相手を捉えようとしている。1937年の少女は全身埃まみれで、貧しい身なりをしているだけでなく、裸足で硝煙と戦争による混乱状態の中にいる。一方、2017年の少女は、暖かそうなコートを着て、現代的な高層ビルと清潔な街並みの中にいる。2人の間には、「その年は混乱を極めた乱世だった。あなたたちの来世が素晴らしい人生となりますように」というメッセージが添えられている。北京青年報が伝えた。

2人の少女が時を隔てて相対しているこのイラストだけでなく、同じテーマのもう1枚のイラストも、ネットユーザーによって大量に転載された。そのイラストには、左右に2人の青年がいて、時代背景はやはり1937年と2017年。1937年の青年は軍服姿で銃を構えており、2017年の青年はコート姿でスマホを手にしている。2人は真ん中に添えられた、「もし僕たちが出会える日が来るとしたら、僕は君に、『美しい山河はまだ残っており、国家は安泰で国民は平穏だ』ということを伝えたい」というメッセージをじっと見つめている。

あるネットユーザーは、「イラストという形で過去の歴史と現在を同一の時空間に置くことで、人々に深い感慨を与えている。周囲の多くの友人は、南京大虐殺を記念する一つの方法として、この2枚のイラストを転載した」と話す。


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