シティバンクが22日に発表した報告によると、2017年、香港では20万人のミリオネア(100万香港ドルまたはそれ以上の流動資産を保有する百万長者)が新たに増加、ミリオネアの総数は100万8千人に達し、香港住民の7人に1人はミリオネアという計算になる。香港メディアの報道を引用して中国新聞網が伝えた。
シティバンクの報告によると、2017年、香港で1千万香港ドル以上(1香港ドルは約13.35円)の流動資産を保有する富裕者は15%増6万8千人に達し、平均年齢は58歳だった。また、ミリオネアは新たに20万人増加し、総数は100万8千人に達し、香港住民の7人に1人はミリオネアという計算になる。
シティバンクは、香港大学社会科学研究センターに依託し、昨年9月から11月までの間に、電話アンケート方式で香港に住む21歳から79歳までの4139人を対象とした調査を実施した。
報告によると、香港の資産1千万香港ドル以上保有者の流動資産の内容は、主に現金(36%)と株券(27%)だった。不動産について見ると、香港現地の不動産の割合は84%、中国大陸部を含む海外の不動産は39%。
財産の出所別にみると、「資産1千万香港ドル以上の富裕者」は、給与所得が55%、ビジネス所得が20%、投資による所得が17%だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年3月26日
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