見どころその3 重鎮レベルのゲスト一堂に会す
今年のフォーラム年次総会のゲストは2千人を上回り、国家元首から政府首脳、国際組織の責任者、ビジネス界のリーダー、専門家学者、メディアのエリートまで重鎮レベルのゲストが一堂に会すると言っても過言ではない。
習近平氏は中国の国家主席として、今回で3回目のボアオ・アジアフォーラム年次総会の出席となる。このほかにも、オーストリアのファン・デア・ベレン大統領やフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領、モンゴルのフレルスフ首相、オランダのルッテ首相、パキスタンのアバシ首相、シンガポールのリー・シェンロン首相、国連のグテーレス事務総長、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が年次総会に出席する。
見どころその4 数多くの「中国のチャンス」が見て取れる議題
今回の年次総会では、「グローバル化と一帯一路(the Belt and Road)」と「開かれたアジア」、「革新」、「改革の再出発」の4部門を設け、60余りの正式な議論を行う。そして粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)や雄安新区の建設、生態文明建設などに関する特定のテーマを討論する場も設けられている。
中国の都市化における「都市群」モデルや不動産市場、人民元の国際化など年次総会の議題の多くが中国に関する内容となっている。中国国際経済交流センターの学術委員会委員である王軍氏は、これは中国の発展に便乗しようとし、中国と発展のチャンスをシェアしようとする各方面の期待を体現しているとの見方を示した。
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