見どころその5 人類運命共同体理念の深化
今年の年次総会期間中、習近平国家主席はアジアと人類運命共同体の建設をさらに推し進め、アジアと世界の美しい未来を切り開くため、中国の声を発し、中国の立場を明らかにするとみられている。
ボアオ・アジアフォーラム研究院執行院長の楊希雨氏は、「現在、世界はちょうど大いなる発展と変革、調整の時期に差し掛かっていると言え、人類運命共同体の理念は国際関係の進むべき方向を示し、歴史的な節目という時代の意義を備えている」との見方を示した。
また楊氏は、「現在の貿易摩擦をはじめとする数多くの現実問題に対しても、人類運命共同体は非常に対応している理念と言える。そして、人類の間にはすでに互いのためにあるというような運命共同体が形成されている。あらゆる国家はそれぞれ発展の権利を持つが、より広範囲なレベルにおいて自国の利益を考えるべきであり、他国の利益を損ねることを代価とすべきではない。それは他国を損ねるだけでなく自国をも損ねることになりかねない」との考えを示している。(編集TG)
「人民網日本語版」2018年4月9日
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