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韓国20代の男女未婚率が90%超となり、日本以上の「独身大国」に

人民網日本語版 2018年04月09日09:55

シンガポールの華字紙「聯合早報」サイトによると、日本は世界でも名だたる「独身大国」であり、50歳まで一度も結婚したことがない人の割合を示す「生涯未婚率」が男性で約23.4%、女性で約14.1%となっている。しかし、近年、韓国が日本の未婚率を上回る上昇を見せており、20-29歳と30-39歳の男女の未婚率がそれぞれ2005年と2015年にすでに日本を上回っているという。人民網が伝えた。

韓国統計庁のデータによると、現在、韓国の20-29歳の男女の未婚率は91.3%に達しており、日本の79.7%を上回っている。また、韓国の30-39歳の男女の未婚率は36.3%で、日本の34.8%よりも高い。近年の未婚率の上昇により、韓国の出生率は昨年1.05人にまで落ち込んだ。一方、近年の日本の出生率は1.4人前後を維持している。

韓国アジア経済中文網の報道によると、韓国の晩婚化傾向はますます深刻化しており、初婚年齢は2009年に日本を超えたとしている。2017年のデータによると、韓国人女性の平均初婚年齢は30.1歳で、日本より0.7歳高い。30-39歳の韓国人女性のうち、4年制大学の学歴を持つ割合は47%だが、日本はわずか21.5%に留まっており、韓国人女性の教育レベルは比較的高く、社会人になる時期も次第に遅くなっているのと、若者は一般的に「生計を立てられるようになってから結婚」という考えを持っているため、初婚年齢が年々遅くなってしまっている。また韓国の新生児の数が年々減少しており、1997年から2016年にかけて、日本の新生児の数が21万人減少したのに対し、韓国では同期間内で26万人減少した。韓国の人口は日本の半分にも満たないため、両国の人口差はますます拡大していく一方だ。韓国アジア大学のある教授は、「日本は2000年以降、多くの企業が『ワーク・ライフバランス』文化の推奨を開始した結果、出生率を常に1.4人前後に維持できるようになった。韓国も日本の手法に倣い、フレックスタイム制を推進し、女性従業員の育児に対する不安を取り除くべきだ」と指摘した。(編集YK)

「人民網日本語版」2018年4月9日

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