米国中国総商会の徐辰会長はこのほど「米国が貿易赤字問題を解決するには経済法則に従い、的確な処方箋が必要だ。貿易戦争の発動や指令の形で赤字を減らすやり方が積極的効果を挙げることはなく、米国が長年提唱してきた市場化原則にも相反する」と指摘した。新華社が伝えた。
徐氏は「米国の貿易赤字問題は中米貿易に特有のものではない。長年米国は世界貿易で赤字を抱え続けてきた。米国が一方的な保護貿易的手段によって赤字を減らすのは、反対に国内需給の一層の不均衡を招く恐れがある。保護貿易主義を推し進めれば自国の消費者の利益を損なうのは必至だ。中国からの輸入品とサービスに追加関税を課すのは自国の消費者に課税するに等しい」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年4月10日
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