微博(ウェイボー)は9日夜、2018年第1四半期(1-3月)財務報告を発表した。同期間における微博の営業収入は22億1300万元(1元は約17.2円)に達し、5四半期連続で60%以上のスピード成長を維持した。今年3月の時点で、微博のアクティブユーザー数は4億1100万人に達し、全世界のSNSのうちアクティブユーザー数が4億人を上回った7番目のSNSとなった。北京日報が報じた。
財務報告によると、社交や動画、情報収集などの機能が一体化した総合プラットフォームである微博のアクティブユーザーのうち、モバイル端末をツールとする割合は93%に達し、1日あたりのアクティブユーザー数は1億8400万人に上る。また。微博ユーザーの利用時間も増加した。モバイルビッグデータによる調査研究に携わるQuest Mobileの最新統計データによると、2018年3月の時点で、微博ユーザーの1日あたり平均利用時間は前年同期比21%増加した。
注目を集めたユーザー増加は、微博がモバイル動画分野での戦略強化を実施したことと切っても切り離せない。財務報告によると、モバイル動画分野におけるユーザーの消費ニーズは、爆発的な増加傾向を呈しており、モバイル動画広告の応用場面は合理化され続けており、ユーザエクスペリエンスとスポンサーの受容度も高まり続けている。財務報告の統計データによると、微博の広告収入は前年同期比64%増の19億1600万元に達し、ブランド広告や中小企業を含む自社広告の顧客数および広告収入は増加傾向を維持、「コンテンツ‐フォロワー‐ユーザー‐現金化」という生態クローズド・ループが日ごとに完備され、広告動画の的確に的を絞った供給実現を後押ししている。シティバンクが以前に発表した研究報告によると、微博は次第に社会化マーケティングプラットフォームになっていると認められつつあり、スポンサーが今後より多額の広告予算を投入することが見込まれている。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年5月10日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn