中国通信機器大手・中興通訊(ZTE)の6日夜の発表によると、米商務省の産業安全保障局(BIS)に、米企業との取引禁止の停止を求める申請とBISのガイドに基づいた禁止令への対応に関する追加資料を提出した。
ZTEの最近の内部通知は、終始法律遵守を企業の発展戦略の基礎に据えるとしている。そして、米企業との取引禁止令が発表されるとすぐに、それを拒絶しながらも、従うべき行動基準を通知し、米国の輸出管理規則・EARを遵守し、絶対に規則違反を犯さないようにと従業員全体に求めた。同社は、真剣に問題について考え、教訓をくみ取り、規則を遵守するための内部統制を強化し、世界一流の輸出管制合法企業の基準を実行している。
中国商務部の報道官は今月4日、記者の質問に答えた際、「3-4日に開催された中米貿易協議で、中国と米国はZTEをめぐる問題について議論した。米国側は、『中国との交渉を重視し、米大統領にその立場について報告する』とした」と明らかにした。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018年5月7日
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