在トルコ中国大使館公式サイトによると、現地時間29日午前10時ごろ、中国人観光客を乗せカッパドキアに向かったバスが、アンタルヤ県Akseki地区の道路を走行する途中で乗用車2台に衝突した。衝突により、バスは横転、乗用車は酷く破損し、2人が死亡、多数の人が負傷した。観光バスには運転手とガイドを含む計33人が乗っており、うち30人の中国人観光客が程度の差はあれ負傷、現地の病院に搬送されて治療を受けたが、うち3人が重傷ということが現時点で判明している。このうちの1人は、60歳前後とみられる女性で、重体に陥っており、救命治療が続けられている。死亡した2人はいずれも現地住民だった。人民網が伝えた。
在トルコ中国大使館は、事故発生後ただちに国内主管部門に報告し、在イズミル中国総領事館と連携して対応にあたった。トルコ内務省のムフテレム・インジェ次官は、郁紅陽・駐トルコ中国大使に電話で連絡を取り、慰問の意を伝えた。また、アンタルヤ県知事に対し、中国人負傷者の救命措置に全力であたると同時に、必要とされるあらゆる援助を提供するよう指示した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年7月30日
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