• 习主席出访
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中国アフリカ運命共同体は一層緊密に

人民網日本語版 2018年07月23日13:39

アラブ首長国連邦(UAE)公式訪問を終えた習近平国家主席は21日、5年余りで4回目となるアフリカ大陸訪問に入った。セネガル、ルワンダ、南アフリカ公式訪問、南アフリカ・ヨハネスブルグでの第10回BRICS首脳会議出席、モーリシャス友好訪問を行う。(文:賀文萍・中国社会科学院西アジア・アフリカ研究所研究員。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

今回の外遊は習主席にとっては今年3月の国家主席再任後初の外遊であり、中国にとっては国際情勢が深く変化する中、途上国に目を向けた重要な外交活動でもある。アジア・アフリカの数多くの途上国との南南友好協力の発展は常に中国外交の重要な基礎であり、一層緊密な中国アフリカ運命共同体の構築を推し進めることは、中国の特色ある大国外交の必然的要請であるのみならず、国際社会の中心へと歩みを進める中国にとって歴史的責任でもある。

習主席が今回歴訪するアフリカ4カ国のうち、「西アフリカの門」セネガルと東アフリカ海岸に位置する「インド洋の真珠」モーリシャスは共に「21世紀の海のシルクロード」の重要な連結国であり、「海のシルクロード」との連結の中から自らの潜在的発展能力をさらに掘り起こすことを望んでいる。現在アフリカ連合(AU)の輪番議長国であり、中央アフリカと東アフリカを結ぶ内陸国であるルワンダは20年近くカガメ大統領の指導下で卓越した発展の成果を得た。同国は「ルックイースト」政策及び国家統治と発展の道の探索において独自の思考を体現してきた。アフリカ大陸の最南端に位置し、3回目の訪問となる「虹の国」南アフリカで習主席はBRICS会議の他に、ラマポーザ大統領と共に国交樹立20周年記念行事に出席する。

途上国の最も集中する大陸であるアフリカは、一貫して中国外交の「基礎中の基礎」だ。アフリカの西部、中部、南部、東部をカバーする今回の訪問はアフリカ大陸全体への訪問と言ってよい。訪問は9月の中国アフリカ協力フォーラム北京サミットに向けて共通認識を一層形成し、アフリカ諸国首脳と直接意思を疎通し、中国アフリカ関係の一層の発展に向けた青写真を描き、中国とアフリカの政治的相互信頼、発展における互助、理念の相互参考を深化し、一層緊密な中国アフリカ運命共同体の構築を推し進める。

習主席による頻繁なアフリカ訪問は、中国アフリカ関係の急速な発展の背景と将来性を反映している。2000年の「中国アフリカ協力フォーラム」発足以来、中国とアフリカの協力は貿易、投資、請負協力、発展援助、人的・文化的交流、金融及び安全協力など各分野でいずれも飛躍的発展を遂げた。アフリカにとって中国は2009年に米国を抜いて以来9年続けて最大の貿易相手国であり、中国にとってアフリカは第3の海外投資市場、第2の海外建設請負市場となっている。2017年末までに中国の対アフリカ投資残高は1000億ドル余りを超え、中国企業3500社余りがアフリカで投資・経営を行っている。

習主席は2013年と2015年のアフリカ訪問で「真・実・親・誠」の対アフリカ政策理念と「正しい義利観」、及び中国アフリカ「10大協力計画」を打ち出すとともに、総額600億ドルの資金支援を決定した。近年、「一帯一路」イニシアティブのアフリカとの連携に伴い、中国とアフリカの生産能力協力とインフラ整備がアフリカ大陸で盛んに実施されている。アフリカ諸国は一様に「一帯一路」建設への参加を、21世紀におけるアフリカ発展の重要なチャンスと見ている。歴史的に運命を共にしてきた中国とアフリカの人々は「一帯一路」の接続を通じて、より緊密な中国アフリカ運命共同体を構築し始めると信じる。(編集NA)

「人民網日本語版」2018年7月23日

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