• 习主席出访
2018年7月30日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

政治|経済|社会|文化|中日
科学|写真|動画|対訳|企画
Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>政治

団結・協力の新たな征途 南南協力の新局面

人民網日本語版 2018年07月30日10:11

習近平国家主席は19~29日、アラブ首長国連邦(UAE)、セネガル、ルワンダ、南アフリカを公式訪問し、南アフリカ・ヨハネスブルグでは第10回BRICS首脳会議に出席し、モーリシャスも友好訪問した。習主席は今回の外遊で関係国首脳と連携して友好・協力の大計を共に話し合い、発展・振興の青写真を共に描き、互恵・ウィンウィンの展望を共に創造した。中国と新興国及び途上国の団結・協力の新たな征途に再び新たな原動力が加わったことに世界は注目した。(人民日報「鐘声」国際論評)

現在、国際情勢は激変し、世界の勢力構造が深く調整され、一国主義と保護主義が頭をもたげ続けている。今後10年を展望すると、世界経済の新旧原動力の転換は正念場を迎え、国際構造とパワーバランスは変化を加速し、グローバル・ガバナンス体制は深く再成形される。過去100年間なかった大きな変動的情況を前に、時代の潮流に順応し、協力・ウィンウィンの基礎を固め続け、積極的・主導的に世界のために平和を図り、発展を促す。これは大国としてのしかるべき責任だ。習主席は今回の中東・アフリカ歴訪で長期的観点から計画を立て、根本から語り始め、世界の未来のためを思い、大国の風格を示した。

同じ途上国として、中国は中東諸国とアフリカ諸国の発展への渇望を十分に理解しており、こうした国々との団結・協力強化のために努力したいと考えている。習主席は「BRICSプラス」首脳対話で「中国は将来どんなに発展しようとも、いつまでも途上国に属し、数多くの途上国の発展を断固として支持し、みなさんとの緊密なパートナーシップの発展に引き続き努力するだろう」と改めて厳かに約束した。今回の歴訪を通して人々は中国UAE関係が包括的な戦略的パートナーシップに格上げされたこと、中国とアフリカ4カ国の真誠・相互信頼の基礎が一層固められたこと、BRICS戦略的パートナーシップが一層深まったこと、南南協力がさらに活力に富む新局面を呈したことを目の当たりにした。

習主席の今回の歴訪は、新興国と途上国が団結・協力してやれる事がたくさんあることを示した。中国とUAEが調印した20件近くの協力文書、「一帯一路」共同建設覚書は双方の発展戦略の連携と産業政策の意思疎通を強化するための良好な基礎を固めた。中国とアフリカ4カ国は約40件の協力文書に調印。セネガル、ルワンダとは「一帯一路」共同建設覚書に調印した。モーリシャスとは「一帯一路」協定の早期調印について合意にいたり、二国間協力及び中国アフリカ協力に新たなプラットフォームを提供した。中国は南アフリカと連携してBRICS新産業革命パートナーシップを提唱し、その取り組みを始めた。BRICS協力に重要なフラッグシップ・プロジェクトが加わった。中国と新興国及び途上国との協力の一層の拡充に伴い、共同発展・繁栄への願いは日増しに行動に変わり、現実に変わっている。

習主席の今回の歴訪はグローバル・ガバナンスの整備にプラスのエネルギーを加えた。新興国と途上国の集団的台頭の勢いは阻むことができず、世界の発展をより包括的で均衡あるものにし、世界平和の基礎を一層強固で安定したものにする。協力かそれとも対立か、開放かそれとも閉鎖か、互恵・ウィンウィンかそれとも災いを他国に押しつけるかの十字路に立って、中国は再び世界に協力・ウィンウィン、開放・発展を提唱し、一国主義と保護主義に旗幟鮮明に反対し、経済グローバル化をより開放的・包摂的で、あまねく恩恵の及ぶ、均衡あるウィンウィンの方向の発展へと導き、グローバル・ガバナンス体制のより公正で合理的な方向への発展を後押しするために広範な共通認識を形成した。「第10回BRICS首脳会議ヨハネスブルグ宣言」及び多くの国々の首脳の発言は、数多くの新興国と途上国がグローバル・ガバナンスに関与する重要な勢力であり、グローバル・ガバナンス整備のために積極的役割を果たしていることを十分に物語っている。

これは人類運命共同体構築の理念を実行する1ページであり、中国の発展と世界の発展を協調させ、新興国と途上国の共同発展のためにチャンスを創造し、未来を計画する。(編集NA)

「人民網日本語版」2018年7月30日

関連特集

コメント

最新コメント