中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は27日の定例記者会見で、台湾民進党の大陸「札束外交」発言について、中国とエルサルバドルの国交樹立の過程においていわゆる「取引」問題は全くなかったと表明した。
【記者】台湾民進党の「立法議員」が先日SNSで、エルサルバドルが中国大陸と国交を樹立したのは270億ドルの資金援助という要求を大陸が受け入れたからだと表明したとの報道について、コメントは。
【華報道官】中国とエルサルバドルは「一つの中国」原則を基礎に国交を樹立した。これは国際法と国際関係の基本準則に合致する。エルサルバドルは国連及び世界の他の177カ国がとっくにした正しい事をしたに過ぎない。「一つの中国」原則は取引材料などでは断じてないし、そうなる事も断じてあり得ない。
中国とエルサルバドルの国交樹立の過程において、エルサルバドル側はいかなる経済的前提条件もつけなかった。したがって、いわゆる「取引」問題は全くなかった。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年8月28日
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