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急増する中国の高齢者数 介護ロボットは役に立つのか?

人民網日本語版 2018年08月23日15:14

中国の60歳以上の高齢者数がすでに2億4000万人を上回っている。高齢化が進むにつれて、介護の負担が拡大し、介護ロボットが台頭しつつある。しかしこれらの介護ロボットは、本当に役に立つのだろうか。果たしてどれほどの人がロボットと人生の最後の時を過ごそうと望むだろうか。中国新聞網が伝えた。

◆注目を集める介護ロボット

中国民政部(省)のデータによると、昨年末時点における中国の60歳以上の高齢者数は2億4000万人に達し、総人口に占める比率は17.3%に達した。これは労働人口4人で1人の高齢者を養う計算となる。

需要あるところ、自然と市場がある。若者の介護の負担がますます拡大する現在、高齢者の暮らしをサポートするロボットが登場している。

世界ロボット大会2018が先ごろ北京で開かれ、ロボットメーカー100社以上が各分野のロボット研究開発の最新成果を展示した。なかでも介護とロボットを結びつけた介護ロボットが、人々の注目を集めた。

会場の介護ロボット展示ブースを取材したところ、人型ロボットが動く姿を目にした。

このロボットの主な位置づけは介護サービス。移動サポートから身の回りの世話、行動のサポート、話し相手になり、注意を促すほか、警備と安全確保、入浴、睡眠サポート、健康検査まで7分野30項目にわたる機能を備えている。高齢者のいる家庭と福祉施設などでの使用に適したサービスロボットだ。

台湾大学の羅仁権講座教授は大会のフォーラムで、「介護・看護サービス型ロボットは高齢者介護の問題を解消し、将来的に大きな市場になる。未来の人々は高齢者の介護と聞くと、介護ロボットを思い浮かべるようになる」と話した。


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