今月23日、広東省人民政府の認可を経て、広東省珠海市と香港地区離島区大嶼(ランタオ)島および澳門(マカオ)地区花地瑪堂区を結ぶ海上橋・港珠澳大橋の車両通行料金が確定した。小型自動車(自家用車、タクシー)が150元(約2400円)、大型自動車(バス) が200元(約3200円)、シャトルバスが300元(約4800円)、普通貨物車が60元(約970円)、コンテナ車が115元(約1850円)となった。中央テレビニュースアプリが報じた。
港珠澳大橋の主橋には、珠海にだけ料金所が設置され、計20レーンある。中国大陸部のETC(電子料金収受システム)と香港地区の快易通(Autotoll)の利用が可能だ。現金で精算する場合は人民元が基準となり、キャッシュレス精算の場合も人民元を基準に計算される。また、銀行カードや支付宝(アリペイ)、微信(WeChat)での精算も可能で、その場合も人民元が基準で、香港ドルやマカオ・パタカで精算する場合、その時のレートで計算されることになる。
徴収された料金は主に、建設の際の貸付返済、橋のメンテナンス、管理職員の人件費などに使われ、将来的には料金が引き下げられる可能性もあるという。(編集KN)
「人民網日本語版」2018 年8月27日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn