外交部(外務省)の陸慷報道官は21日の定例記者会見で、中国とエルサルバドルの国交樹立に関する質問に「中国とエルサルバドルの国交樹立は政治決断であり、台湾側の一部の人々が想像するようないわゆる『取引材料』では断じてない」と表明した。
陸報道官は「エルサルバドル政府が中国との国交樹立を決定したのは、『一つの中国』原則に同意したことによる政治決断であり、いかなる経済的前提条件もない。中国側はエルサルバドル側の立場を高く評価する」と表明。
「また、世界各国が中華人民共和国と正常で友好的な国家関係を構築し、発展させるのは大勢の赴くところ、人心の向かうところであることを、台湾側の一部の人々に指摘したい。島内の一部の人々が世界の大勢を見極めることを希望する」と述べた。
中国とエルサルバドルは21日午前、国交樹立に関する共同声明に署名。即日、大使レベルの外交関係を構築した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年8月22日
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