国家統計局が3日に発表した報告によると、1978年から2017年の間に、中国農村部の貧困人口は7億4千万人減少、年平均約1900万人のペースで減少し続けている。農村部における貧困発生率は94.4ポイント、年平均2.4ポイントずつ減少している。新華社が伝えた。
統計データによると、改革開放から40年、中国は、深化した改革と大規模な貧困支援開発事業を推し進め、その結果、貧困人口は大幅に減少し、全世界の貧困削減に対する寄与率は7割を上回った。
このほか、貧困地区に住む農民の所得は、スピーディな増加を維持している。統計データによると、2017年、貧困地区の農村の住民1人当たり可処分所得の9377元(約15万3千円)、価格的要因を差し引いた実際の水準は、2012年の1.6倍に達し、年平均実質成長率は10.4%と、全国農村の平均成長率を2.5ポイント上回っている。同年、貧困地区の農村の住民一人当たり可処分所得は、全国の農村の平均レベルの69.8%に上り、2012年比7.7ポイント上昇してきた。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年9月5日
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