全国の風景区の「暇な時は暇だが、忙しい時は忙しい」という状況やビッグデータの高額な管理費用といった苦境を打破するため、地図アプリの高徳地図はこのほどスマート風景区開放プラットフォームをリリースした。地図で中国を遊ぶ、ビッグデータセンター、地図管理人、全域マーケティングという4つの機能を、全国の風景区向けに無料で開放する。北京日報が伝えた。
その中で、「一枚の地図で中国を遊ぶ」機能はスマート風景区のオンラインにおける体験となる。観光客に観光をする前から、その途中、また観光を終えた後も、風景区内外の全面的な情報を提供する。また、観光客の特徴や観光の時間帯に基づき、カスタマイズされたサービスを提供し、観光をしている最中には、観光客に向けて確かな権威ある情報を基にした正規の観光消費エリアを選択して推薦することで、観光する際によくある消費におけるトラブルから回避させる。
ビッグデータセンターは風景区に提供されるビッグデータ方針決定プラットフォームとなる。高徳交通データと接続することで、風景区のこの先2時間の入園者数を予測し、風景区内の観光客の集中状況をリアルタイムで把握することができる。これにより風景区は直ちにサービス対応能力を調整し、管理方針を決定することができる。先ごろ高徳スマート風景区開放プラットフォームに基づき構築された初のスマート風景区「スマート雲台山」を例にすると、8月に高徳地図で関連観光客体験がリリースされると、1日のアクセス件数は最多で延べ100万回以上に達した。
高徳地図と中国中央テレビ網の直播中国、中央テレビ網のパンダチャンネルは先ごろ、烏鎮風景区や泰山風景名勝区、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地など風景区12ヶ所の生中継をリリースした。観光客は観光地に行く前に、携帯電話で高徳地図を使い、関連する選択肢をタップすることで、風景区内の様子の生中継を目にすることができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年9月27日
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