世界黄金協会は24日に米国コロラド州コロラドスプリングズで年次総会を開き、中国委員会を設置することを決定した。
中国黄金協会会長で中国黄金グループの宋鑫董事長は世界黄金協会中国委員会の初代の主席に任命された。任命後、宋董事長はスピーチを行い、「中国委員会設置の決定は世界黄金協会にとって新たな一里塚となる業績となった」と述べた。
宋董事長は、「世界黄金協会は、世界黄金市場の発展と需要拡大の促進に努めているのと同時に、国際黄金産業にも優れたプラットフォームを提供している。中国委員会の設立は、中国黄金産業と国際黄金市場とのインタラクティブを強化し、中国黄金産業の国際的影響力をさらに高め、中国黄金産業の持続的かつ迅速な発展を促進することに役立つ」とした。
宋董事長によると、2017年の中国の黄金生産量は426トン、消費量は1089トンに達し、中国はすでに世界第1位の黄金生産国、黄金消費国、及び黄金加工国に成長したという。
また、宋董事長によると、ここ数年来、中国の黄金産業は経済運営の質、生態環境の管理、環境保護レベルなどの面においては明らかな進歩が見られ、積極的に新型グローバル化黄金市場の構築に参加する一方、中国黄金市場の国際化の促進にも努めているという。
世界黄金協会は1987年に成立し、本部はイギリスのロンドン。中国黄金グループを含むメンバー24人からなる。中国黄金協会は2001年に成立し、傘下にある上海黄金取引所は現在世界の最も重要な黄金先物市場の一つとなっている。(編集HQ)
「人民網日本語版」2018年9月27日
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