育児師の3分の1が男性
多くの若者が、自分の好みに基づいて仕事を選ぶようになっている。そして、他の人に何を言われても気にせずに、自分のやりたい仕事をするという職業観は、上の世代の多くの人とは大きく異なっている。報告によると、獣医、オーダーメイドホームの設計師、カーケアスタッフなどの新興職業は、体力が必要だったり、労働時間が長かったりときつい仕事であるものの、それを選ぶ女性が急増している。統計によると、男性の仕事というイメージが強いカーケアスタッフのうち、女性は23.08%を占め、きつい仕事の獣医のうち、女性は42.86%を占めている。
その一方で、女性の仕事というイメージが強い職業を選ぶ男性も増えている。 統計によると、育児師、早期教育師、エステシャン、メイクアップアーティストなどを選ぶ男性が増えている。うち、育児師に占める男性の割合は33.33%と、最も意外な結果となっている。ある専門家は、「育児師の仕事はとてもきついので、実際には体力という面では男性のほうが有利。産後うつになる人が増えているのを背景に、明るく、度量があり、寛容な男性の育児師なら、男性という角度からアドバイスをして、うつ状態の女性の気分をほぐしてあげることができる。その他、男性の育児師の場合、その男らしさが赤ちゃんにも影響し、強くて、自立した人へと成長できるよう助ける」との見方を示す。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年11月8日
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