外交部(外務省)ウェブサイトによると、王毅国務委員兼外交部長(外相)は17日、ラオス・ルアンパバーンで第4回瀾滄江―メコン川協力外相会議に出席した後、国内外の報道陣に対して「瀾滄江―メコン川6カ国は瀾滄江―メコン川流域経済発展ベルトの構築を重点に、生産能力、イノベーション、民生、環境保護分野で協力を実施し、制度構築を強化し続け、瀾滄江―メコン川協力とその他準地域制度の強みによる相互補完と相互促進を後押しし、準地域の経済・社会発展に一層の貢献をする必要性で一致した」と述べた。
王部長は今後の方向性として(1)瀾滄江―メコン川流域経済発展ベルトを共同構築する(2)生産能力協力を強化し、瀾滄江―メコン川協力の「急速で良い」から「より質が高い」への移行を後押しする(3)イノベーション協力を強化し、飛躍的発展を実現する(4)民生中心を堅持し、瀾滄江―メコン川協力がより大衆密着型になる後押しをする(5)環境保護協力を深める(6)開放・包摂を堅持する――を挙げたうえで「中国側は日本、韓国、シンガポールなどとメコン川準地域で3者間または4者間協力を実施し、準地域の発展を共同で促進したい」と述べた。
さらに「まとめると、生産能力の瀾滄江―メコン川、イノベーションの瀾滄江―メコン川、民生の瀾滄江―メコン川、環境の瀾滄江―メコン川、開放の瀾滄江―メコン川を建設するという目標だ。こうした目標を達成するため、われわれは引き続き『3プラス5プラスX協力枠組』を築き、6カ国の地方協力を強化して、瀾滄江―メコン川協力をより踏み込んだ、効率的なものにすることで合意した」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年12月18日
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