ここ数年、春節(旧正月、今年は2月5日)に旅行に出かけるのが、中国人の新たな年越しスタイルになった。旅行情報サイト・馬蜂窩旅遊網がこのほど発表した「2019年春節旅行トレンド報告」によると、2019年の春節連休期間には、正月に関連した民俗文化が観光客の間で新たな人気コンテンツになっているという。「北京日報」が伝えた。
例年の冬の旅行で人気の氷雪観光やアイランドリゾートだけでなく、今年は他の地で「正月ムード」を味わいたいと願う観光客がみられ、各地の正月イベントが注目の人気スポットになっている。
ビッグデータによれば、2019年の中国国内観光の人気目的地には北京、広州、上海、成都、重慶、厦門(アモイ)、三亜、西安、哈爾浜(ハルビン)、杭州が並ぶ。歴史が長く、伝統文化の厚みのある都市が多くの観光客の間で人気だ。このうち故宮博物院で行われる「賀歳迎祥——紫禁城で正月を」と題した一連のイベントでは、故宮を訪れた観光客が皇帝の宮殿で正月を過ごすような感覚を味わうことができるとして、高い注目を集めており、今年の春節期間の一番の人気スポットになっている。同期間には故宮を訪れる観光客は前年同期比126%増加し、北京も最も人気のある中国国内観光目的地になっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年1月17日
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