シンガポール政府観光局が13日に発表した報告によると、大まかな試算において、2018年におけるシンガポールを訪問した中国人観光客の数は前年比6%増の延べ約341万7000人に達した。これにより中国はシンガポールにとって2年連続で最大の観光客の送り出し国となっている。新華社が伝えた。
報告によると、18年、シンガポールのインバウンド客は前年比6.2%増の延べ約1850万人に達した。同年1月から9月期の統計に基づく試算では、シンガポールの観光収入は通年で前年比約1%増の271億シンガポールドル(約2兆2000億円)に達した。
報告によると、18年におけるシンガポールへの観光客の送り出し国2位はインドネシアで、その数は前年比2%増の延べ302万1000人だった。
同局の陳建隆局長は、「18年、シンガポールの観光業が好調だった主な原因は、アジア太平洋地域の観光需要が継続して拡大し、シンガポールとつながる航空便が増加しているほか、シンガポールが注目を集めるさまざまなキャンペーンを企画したからだ」と説明している。
同局は、今年はその観光收入が273億から279億シンガポールドルに、インバウンド客の数は1870万から1920万人に達すると予想している。 (編集KN)
「人民網日本語版」2019年2月14日
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