第1陣の自動配送車がテストに合格

人民網日本語版 2019年05月06日14:56

国家スマートカー・スマート交通(北京・河北)実証エリア亦荘基地内で、閉鎖型テストコース日常訓練や自動運転車輪式車能力評価テストなど一連の流れを踏まえ、フードデリバリー大手・美団の無人配送車「小袋」がこのほどテストに合格し、全国初のサービス型電気自動運転車輪式車テスト報告を手にした。これは小袋が国内初の「免許証」を取得し、道路を走行するサービス型低速自動運転車になる可能性を意味している。北京日報が伝えた。

小袋が今回合格したテストは、世界初の車輪式車基準「サービス型電気自動運転車輪式車技術マニュアルT/CMAX117-2018」に合致する。この団体基準は北京市経済・情報化局、北京市交通委員会、北京市交通管理局の指導のもと、中関村智通智能交通産業連盟が北京スマートカー連産業革新センターや美団などの企業と共に起草・制定したものだ。中国のサービス型電気自動運転車輪式車技術の研究開発と応用を促進し、産業チェーン川上・川下による技術革新及び基準革新の協力を促し、業界の技術発展を推進することが狙い。

基準によると、小袋は各種テストに合格しており、同時に自動運転能力テストで30以上の各種シーン(交通標識及び区画線の識別・反応、障害物の識別・反応、歩行者と軽車両の識別・反応、前方車両走行状態の識別・反応・検査測定、自動運転、路肩部への駐車、交差点の通過、自動緊急制動、人の手による操作など)のテストに合格している。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年5月6日

  

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