香港特区の次世代パスポートのセルフ申請が可能に

最速5分ほどで手続き完了

人民網日本語版 2019年05月10日16:02

香港特区の次世代パスポートの申請受付が、今月14日にスタートする。また、同日、新設される申請受付所も、香港入境ステーション内で営業を開始する。申請書記入・写真撮影・申請料納付という一連の手続きが、最速5分で完了することになるという。香港各メディアの報道を総合して中国新聞網が伝えた。

香港入境ステーション内の特区パスポートセルフ申請端末(画像提供・香港文匯網、撮影・麦鈞傑)。

香港入境ステーションは、「特区パスポートの申請から受領までに要する期間は、現在の10営業日から5営業日に短縮される。例えば、初日の14日に申請した場合、最速で22日に受け取ることができる。特区パスポートの申請料は従来と変わらず、大人の場合、32ページのパスポート申請料は370香港ドル(1香港ドルは約14.0円)、48ページのパスポートは460香港ドル」と説明した。

香港入境ステーション(画像提供・香港文匯網、撮影・麦鈞傑)。

特区パスポートには2つの種類がある。湾仔入境大楼と香港に6ヶ所設けられた事務所には、新型セルフ申請端末28台が導入される。この端末は、申請書記入・写真撮影・申請料納付という一連の手続のための機能が備わっており、最速5分で申請が完了する。11歳以下の子供も、この端末を利用して申請できる。

また、5月14日から、香港入境ステーションのアプリにも、特区パスポート申請機能が追加され、サービスステーションに出向くのが難しいケースにも対応可能となる。オンラインで申請書に記入し、写真をアップロードし、クレジットカードや決済アプリ「香港PPS(繳費靈)」で申請料を支払う。受領方法は、電子メールまたは郵送のいずれかを選ぶことができる。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年5月10日

  

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