「爪楊枝侍」
いくつかのプロトタイプをボツにした後、兵馬俑は最終的に、仕事や勉強のシーンで使う筆置きの形をした「筆置き君」、食事をするシーンで使う爪楊枝入れの形をした「爪楊枝侍」、卓上で応援する「応援将」の3タイプの「王の士兵」に生まれ変わった。3タイプのガレージキットにはもとになった原型があり、それぞれ「御者俑」、「軍吏俑」、「跪射俑」の特徴を融合させている。
曹騰さんは、「兵馬俑の一大特徴は『どれも顔が違うこと』。我々はほぼ1ヶ月以上かけて歴史書や写真資料をあたり、兵馬俑の様々な形状を研究した。原型の表情や雰囲気を残すと同時に、我々のクリエイティビティも十分に発揮したいと考えた」と語った。
秦始皇帝陵博物院文化産業部主任、文化産業総公司の張錦涛総経理にとって、ますます多くの若い観光客が現れていることは、兵馬俑の国宝としてのIPを確立する基盤となっている。「そのため、文化財を参観した観光客に、参観後もその文化財を思い出し、考えてもらい、しかもそこから伝統文化の魅力を感じてもらえるようずっと努力してきた」と張総経理。
淘宝「国宝聯萌」計画責任者の寇仲さんは、「我々が最初に手を組んだIP提携パートナーは十数社ある」と述べた。寇さんの説明によると、兵馬俑や敦煌、四川省の伝統芸能「変臉」のような古人の知恵を凝縮したものも、長征ロケットや航空母艦「遼寧」、電波望遠鏡「FAST」のような現代の創造性を示す大国の国力の支柱となるIPも、より若者向けで生活に密着した一面のある派生商品として、淘宝上に現れることになるという。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年5月31日
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